平成最後の年度末

 年度末の金曜日ということもあってか、今日は車の交通量が多く、郡山の街中でもあちこちで渋滞が発生していた。この時期は転勤、就職、入学等で、異動と移動のピークである。

 

 東京では早くも桜が満開になった。4月末から5月にかけては10連休が控え、今から浮かれ気分が漂う。一方で、新元号の発表が3日後に迫り、ちょっとそわそわ感もある。

 来年には東京オリンピックが控え、今のところ景気もさほど悪くはない。地価も全国的に上昇傾向が強まっている。一見平和である。

 

 しかし、平成の30年間は当初のバブル経済をピークに、日本経済衰退の過程であった。経済の低迷による国際競争率の低下、労働生産性の低迷、人口減少と少子高齢化の進行、増え続ける社会保障費、借金まみれの財政状態等々。

 

 八方ふさがりの中、新元号が間もなく始まるが、生き残りのためには、横並び意識を捨て、安易に国に頼らず、自分で道を切り開いていく姿勢が重要になってくると思う。