ビンゴゲーム改革案

 ある会合の宴席で、余興としてビンゴゲームが催された。1等から10等くらいまでの当たりの景品はなぜか全て黒毛和牛のお肉であったが、くじ運のなさから、今回も参加賞に甘んじた。

 

 はっきり言って、ビンゴゲームは好きではない。第一にくじの神様から完全に見放されていること。第二に1等が最初に決まり、興ざめしてしまうことである。

 

 そこでビンゴゲーム改革案を提案したいと思う。

第1案

 ビンゴゲームで当たった人に、ステージ上で再度くじを引いてもらい景品を決定するという方法。つまり一番先にビンゴになった人は単にくじを一番先に引く権利を得るだけで、何が当たるかわからない状況にすることである。これにより、上位の景品がいつ当たるか不確実になり、ビンゴが進むにつれ盛り上がるようになるのではなかろうか。

 

第2案

 ビンゴによる運、不運に加え、何か別のゲーム的な要素を取り入れること。例えばビンゴによる上位何人かに、ステージ上でゲームを競い合ってもらい、優劣を決めたりすることである。実は、この第2案は私がサラリーマン時代、宴会の幹事で実践したことである。この時はビンゴの上位8人に、ステージ上でけん玉とフリースローを競い合ってもらい、優劣を決した。だだ第2案の注意点は、同じ会社内等の内向きの宴会ではとても盛り上がるが、外部の参加者が多いフォーマルな宴会では逆効果になることもあるということに留意してほしい。

 

 以上、私のビンゴゲーム改革案である。いずれも自分のくじ運のなさから生じた利己的な改革案であるが、よろしかったらお試し下さい。